お世話になっております。
いつも多大なるご支援・ご声援ありがとうございます。
皆さまから、津島市副市長の問責決議案に賛否を出さず退席した理由について多く問い合わせがありましたので、ご説明させていただきます。
まず、前提ですが、
私は、議員は津島市に住む皆様の代表であると考えておりますので、余程のことがない限り、意思表示を放棄する棄権(退席)を選択すべきでないと考えております。
では、なぜ今回私が退席を選択したのかと言いますと、賛否を出すための判断材料がまだ揃っていないと感じたからです。
今回、私が副市長のパワハラがある”らしい”と知ったのは、6/13の一般質問でした。
その際、「今後この件について真偽を明らかにするため調査をしていく」と市長側から回答があったと認識しております。
私もこの件については、真実を明らかにするため、引き続き調査をし、必要であれば第三者機関に依頼すべきという考えでありました。
しかし、その後、問責決議案が作成され、今議会で提出すると急な進展があり、その事実を知ったのが1週間程度前になります。
問責決議案が出されたら決議がありますので、私も出来る限り調査をしました。
今回の事の発端は、組合側が組合内で行ったアンケート結果ですので、直接組合の話を聴きに行ったり、また市役所内で話を聴ける方を伺ったりしました。
組合側から得られる情報は、確かにパワハラと思われる内容もありましたが、他の方から得られる情報は指導とも取れる内容。
以前から話は上がっていたようですが、正直就任前でありますし、事の顛末は分かりませんでした。
私は、
「市役所側がこれから調査をすると言っているにも関わらず、なぜ今議会で問責決議案を提出するのか。」
「組合側の言い分だけで出すのは、時期尚早なのではないか。」
このように伝えておりましたが、
「法的強制力が無いからここで一石投じるだけ。パワハラ問題で苦しんでる人がいる以上、早めに出す方が良い。」
と応えられるだけでした。
確かにこれだけ聞けばごもっともだと思いますが、今回のこの問責決議案にきな臭い噂も耳にしました。
裏で色々と動いているかもしれないという噂です。
私は色々と考えました。
・組合側は、アンケートで89名がパワハラを見た、受けたと回答している
・副市長側は、指導はしたがパワハラを行った事実は無いと言っている
・第三者の視点で、実際にパワハラがあったかどうかはまだ不明であり、これから正式に調査すると言っている
・私自身、副市長のパワハラがある”かもしれない”と知ったのは2週間前であり、副市長の人となりも把握できていない
・実際にパワハラがあったとされるのは、私の就任前である
・問責決議案の裏に見えざる力が働いている
私はこれらの状況を踏まえた上で、人の人生を直接左右しかねない問題に賛否を出すのは、議員として人として不誠実であると判断を致しました。
今回、私は退席をしましたが、それは今回判断することは時期尚早であるとの考えのためであり、考えを放棄したり、副市長を擁護したいといった考えは毛頭ございません。
むしろ、第三者機関を入れて、徹底的に調査し、この問題の真実を市民の方々に明らかにしていく責任があると考えております。
開かれた議会、津島市民の方々が安心できる街づくりのため、これからも議員としての職務を全うして参ります。
長文読んでいただきありがとうございます。
今後も精進して参りますので、引き続きご支援・ご声援のほどよろしくお願い致します。
野口